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旅ゆけば・・・

「茶の湯」と旅

田中賀鶴代

 茶の湯は私の人生をとても豊かなものにしてくれました。旅をする時も、必ず小さな茶道具を持ってどこでも抹茶が点(た)てられるようにしています。そして旅先では、茶の湯に関する美術館に行ったり、骨董品屋をのぞいたり、海外では現地の民芸品を購入して茶道具に見立てるささやかな贅沢を楽しむのが習慣になっています。

ここ最近は海外でお茶を点てることも増えています。また、亡くなった方の御霊に捧げる「献茶」をする旅も続けています。沖縄のひめゆりの塔の前で、鹿児島の知覧特攻平和会館の祭壇の前で、インドネシア・スマトラ島の日本人墓地の前で、タイのプミポン国王のご仏前(=写真)で、「さぞかし喉が乾かれたことでしょう。どうぞごゆっくりお休みください」と抹茶を点て、手を合わせて参りました。またその際、現地の日本大使館を訪ね、公使や職員の方々にロビーで呈茶をしている様子が外務省のHP に掲載されています。

昨年は中国杭州経済文化創意博覧会の京都館で呈茶(=写真)をいたしました。来場者は25 万人にのぼったそうです。呈茶をすると、世界中どこでも皆さんが楽しんでくださいます。

これからもオール京都、オールジャパン、オールカルチャー、オールピープルをコンセプトに、和文化の入り口、テーブル茶道「盆略点前」を国内外に広める旅に出かけたいと思っています。


タイ プミポン国王の仏前で

杭州にて

追記:最近は車いす女子との茶道サークル「車いすおもてなし隊」の活動を楽しんでいます。


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