MEMBER'S SQUARE

読者の声

■つながるということ

 65歳を過ぎた頃からOB会の開催密度が高くなった。大学のそれは隔年が毎年になり、とうとう囲碁かウォーキング付きの飲み会を毎月することになった。現役時代は仕事上のヒントを求めての情報交換と四方山話でのリフレッシュが中心だったように思う。リタイヤしてからは人とのつながりの中に自分の居場所を見つけ楽しんでいる自分がいる。介護のこと、健康のこと、時間の使い方などが話題となると、わが問題としてつい聞き入ってしまうことがある。

 また、絵画や写真などの発表会に誘われることも増えた。その都度作者の感性の追体験をさせてもらっている。心に魅かれたものは何か、その表し方で工夫したところはどこか、自分なりに推理し口に出してみる。稀に作者のそれにかすったときは、両者の間にぐっと親近感を感じる瞬間だ。

 こうしてみると、つながっていることを実感できることが、会うことのインセンティブになっているようだ。(止り木)


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