REPORT

写真の展示

講演会

活動報告会

盆略点前

写真展「復興カメラ2016in大阪」を開催して

阪神電気鉄道 不動産営業本部 技術顧問 立間康裕

 釜石市や大槌町の津波被害の状況や町の変化を捉えた定点写真、その他復興に向けた様々な取り組みなどを撮った写真展「復興のカメラ」は、毎年全国各地で数回開かれている。この活動に対する岩手県の補助金が無くなったこともあり、今回の大阪での受け入れを資金集めも含めて担当させてもらった。今回は、弊社にも協力をお願いし、地域活動交流や事業マッチングの場を提供する弊社の事業「コミュニティスポット2525」と共催した講演会に合わせ、その前日を含めてハービス大阪の会議室で開催することとした。

  写真展は11月20日と21日の連日で展示し、20日の午後は釜石市などを中心に支援を行っている団体の活動報告会を開催し、神戸大学、甲南女子大学、大阪市上町中学校(教師の方)などから近況報告や今後の活動への抱負などを話していただいた。また、主催者である釜石のNPO(@リアスNPOサポートセンター)からは、住民意識の変化や自立再建への課題などについて報告があった。

 21日の19時からは共催事業としての講演会を開催し、NPO事務局長の川原康信さんからは、震災当時の住民行動の反省点や復興支援立ち上げ時の困難性について詳細に話していただいた。会場には自治体から現地に派遣されていた職員の方など15名余りの方々の参加があり、時間いっぱいまで多くの質問や意見が出され、出席者の関心の高さがうかがえた。

 また、地域デザイン研究会「旦那文化の会」で茶道をご指導下さっている田中賀鶴代先生にもお手伝いいたき、特別な取り組みとして20日の午前中、お点前(盆略点前)をしていただいた。会場の設えから何かと不便な環境のなか、「クリスマス」をテーマとしてお茶碗や机の飾りなども用意していただき、約20人にお点前を楽しんでいただきました。たまたま、NPOの代表理事が釜石の和菓子屋さんが実家であることから、釜石から4種類の和菓子を持って来ていただき、おいしいしい和菓子も楽しんでもらえました。

 東北での津波被害や復興への意識が段々と薄れていくような日常ですが、時々は当時に思いをはせ、また少しでも早い自立を期待する気持ちを表すためにも、被災地との関わりは継続していきたいと考えています。皆さまのご支援もお待ちしております。


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