私のスケッチ帖39 金田徳藏

「鉄道のある街」XVII

信楽高原鐵道・信楽駅


 25年前の平成3年(1991年)5月14日に発生した列車衝突事故では、42名(うち職員5名)が死亡、614名が重軽傷を負うという大参事となりました。

 この鉄道はJR信楽線を引き継ぎ、昭和62年(1987年)第3セクター鉄道として開業し、延長は14.7kmの鉄道です。発足間もない第3セクターには、経営陣に運行保安に対する意識や知識が欠如していただけでなく、非常勤の鉄道主任技術者が退職、技術者不在の中で「世界陶芸祭」の客輸送増強のため、信楽高原鐵道とJR西日本が行った運輸局無認可の信号システム改造と、両社の意思疎通の欠如にあったと言われています。

 信楽は、古くからの陶芸の街であり、信楽駅前に大きな陶芸「たぬき」が迎えてくれます。スケッチをした日は、「信楽まちなか芸術祭」が開かれていて、多くの客でにぎわっていました。

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