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「新春茶事」を満喫

旦那文化研究会

  旦那文化研究会では1月28日、京の町家カフェ「満月の花」で本格的な茶事を行いました。椅子式で、さらに京都ホテルフジタ大和屋で勤務もされた遠藤耕平さんに料理を、料理研究家の吉村雅子さんにアシスタントを、伊藤若冲、琳派の骨董コレクターの鳥井光広さんに掛け軸を提供していただくなど、贅沢な設えで実施しました。

【参加者】平峯、岩本、中尾、立間、小西、松島、前田、岡村

【茶事当日の流れ】①席入り②懐石③中立ち④濃茶⑤薄茶(盆略点前) 

【参加者のコメント】

<田中師匠>「テーブルで茶事」と「盆略点前」

  NHKテレビの「あさが来た」では旦那様役の新次郎さんが、ドラマ「相棒」では石坂浩二さん演じる管理職が、「盆略点前」(ぼんりゃくてまえ)で抹茶を点ておられます。150年ほど前に裏千家13世円能齋が創案した、和室でも洋室でも、国際交流にも対応できるように考えられた応用範囲の広いこの作法が、再び脚光を浴びてきています。茶事は4時間で、その地域の和文化を結集して、客と亭主が一座建立して、美味しい一盌(わん)の濃茶をいただくことを目標に進んでいきます。茶以外にも書、絵、香、和服、酒、料理、器、菓子、竹細工、金物、漆、伝統工芸、楽しい会話と総合芸術であることが魅力と言えます。日本人のおもてなしの形のひとつとして、茶事を広めていくことがその土地の地域活性化につながると信じています。一回でも多く、その地域のモノ・ヒト・コトを使って茶事をしたいと思っています。


新春茶事に参加した皆さん

<立間>「満月の花」の興味深い空間も良かったですが、掛け軸、お料理、お酒の設えに感心しました。また、お点前をされた方々の上達振りにもビックリさせられました。ご立派です。

<岡村>毎日時間に追われる生活をしている者にとって、落ち着いた空間でのおいしい料理とお酒をいただき、最後にお茶をよばれるという茶事は、人間らしい感性を取り戻すとてもいい機会です。

<松島>思い切って和服に挑戦しました。剣道の袴とは全く異なる動きが、おのずから生み出されることも新しい発見でした。また茶事にふさわしい設えに感動しつつ、お点前の役割を仰せつかった緊張感を愉しむことができました。本当に感謝です。

<小西>久しぶりに味わった緊張感でした。接待の際の相手への思いやりとそれを感じ取る、いわば感性のキャッチボールを覗き見たような気がします。


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