REPORT

第2回旦那文化研究会を開催

◇日時:5月24日午後1時~

◇場所:高槻市JR摂津富田駅前

◇参加者:(敬称略):岡村隆正、立間康裕、中尾恵昭、前田秋夫

 これまで茶の湯に触れたことも、見たこともないという方でも「茶事」にお招きし、実際に体験頂くことで本当に深く茶の湯を理解してくださる。そうした経験を数多くしてきました。「茶事」で料理やお酒がでることに驚かれる方も少なくありませんが、特に男性はこの雰囲気をお気に召されて茶の湯を始められる方も多くいらっしゃいます。最終的にはご自身でお客様を茶の湯でおもてなしができるようになることを目的に稽古してまいりたいと思っています。(田中賀鶴代)

<当日の内容>

  1. 茶事の進行についてのプチセミナー

  2. 茶席に入って点心とお酒をお召がり頂く

  3. ソプラノ歌手の松浦祥子さんの日本の歌&皆さんで合唱

  4. 濃茶+主菓子(一盌を回し飲みする。茶畑の中でも古木から摘んだ新芽をさらに厳選して作られる非常に貴重なお茶、元は中国から薬として伝わったもの)

  5. 薄茶+干菓子

<今回のお軸>

 その日のテーマがかかれているキャッチコピーの言葉を掛けます。

 「無事是貴人」(ぶじこれきじんなり):大変ポピュラーな禅語で「臨済録」にできてくる言葉です。原文では「無事是れ貴人、但造作すること莫れ、祇是平常なり」(ぶじこれきにん、ただぞうさすることなかれ、ただこれびょうじょうなり)となっています。「無事」であることが最も尊いのだ。決してはからいの心を持ってはならないという意味です。

 「無事是貴人」の「無事」とは文字通り何事もないということですが、それは客観的に何もないということではなくて、むしろ非常に主観的な「無為」つまり何もしないということ、一切のはからいの心を捨てるということです。(里分出版 茶席の禅語ハンドブック 有馬頼底著より)

<参加者の感想>

○…お酒も食事も大変美味しく頂きました。鱧しんじょうのお吸い物はとても美味しかったです。また、唱歌も聞かせて頂き、合唱も良かったですね。今回は、茶事の流れを教えて頂き、お茶は本来、食事の後のデザートの様な位置づけである!と知りました。“改めて茶道の奥深さと意味合いの一端を感じた“と言うことでしょうか。もっと普段使い出来るようになればいいなぁ!とも思いますが、なかなか身につきませんねぇ。(立間)

○…一つ一つの動きには、意味があることを確認しながら、ゆっくりした時間を送ることに、戸惑いと驚きを感じました。この時間と空間に身を置くことに慣れることにより、新たな自分が見つけられるような気がしています。次回を楽しみにしています。(前田)

○…言い出し兵衛のわたしですが、自分の足の故障、井上さんの急逝を経て、やっとこさのデビュー戦となりました。日本の、大人の文化、伝統を体験しながら学ぶという絶好の機会と思っています。物質的な豊かさ追及はもうそろそろ卒業し、ブータンではありませんが、心の豊かさを再発見し、いい大人になり、いい街づくりをしたいと思っています。みなさまもどうぞお越し!(岡村)

 次回は12月2日の夜、ドーンセンターの茶室でご自身でお茶を点てて頂く「盆略点前」を稽古します。名称は「旦那文化研究会」ですが女性のご参加も大歓迎です。多数のご参加お待ちしています。


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