●第三楽章「現役学生はどう思っているか」

(岡村)

 本日は各先生から声をかけていただき、6大学から17人の現役学生にも参加していただいた。これまでの議論を聞き、何を感じたのか、自分は何を学び、何をしたいと思っているのか、住んでいるまちがどうありたいと思っているのか、などについて話してほしい。

(学生A)

 私は土木を勉強した経験はない。自分の研究分野は農村のまちづくりであり、話を聞いてみて、ふーんという感じが正直な感想だ。こころを大事にする、地域に入ってまちづくりに関わっていくことの大事さをあらために確認できた。

(学生B)

 私は大学で都市計画やまちづくりを勉強してきたが、最近のまちづくりではワークショップ、地域のマネジメント、資金や組織など、手続きのことばかりに気をとられがちで、まちのビジョンや夢が足りないような気がする。いろんな人が大阪をどうしたいなどと掲げていけば、学生はもっとがんばる気にもなるのではないかと思う。

(学生C

 私は社会に出てから広く社会資本、まちづくりに関わりたいと思っていて、本日はその観点から話を楽しく聞くことができた。社会資本という言葉を聞くと、これまでは公というイメージがあった。公といえば一定のルールのもとで活動しているものと思っていたが、本日の話を聞いて、ハード面では多様性や多重性という言葉が多く出たし、技術者としては対応力やマニュアルにとらわれないというように、「公」に対し「私」の部分が強調されたように感じた。「公」という一定のルール内で動いていく存在と、「私」という多様性、対応力など幅広いものを今後どのように結び付けていくのかに興味を抱いた。その中で今後はその仕組みづくりも必要になるだろうと思った。こうした議論の場をぜひつくっていただけるとありがたい。

(学生D)

 私は建築系を志望している。本日の土木の話で分からないところもあったが、今後は建築も土木も一緒になってやっていかなければならないと思った。先生方の話は、就職活動にも役に立つ内容だった。

(学生E)

 本日は近畿圏の大学の先生方が多く、都市部に関する話が多かった。私は香川県の出身であり、地方部の話も聞きたかった。


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